柏市・鎌ケ谷市の市境を流れる金山落(河川)や周辺の私設井戸で、国の暫定目標値(50 ng/L)を大幅に超えるPFAS(PFOS・PFOA)が検出されています。千葉県・柏市・鎌ケ谷市などの公表資料をもとに、何が検出され、汚染源として何が指摘されているか、そして両市の水道水は安全なのかを、当サイト「全国水質カルテ」が独自の判定を加えずそのまままとめました。(更新年月: 2026年9月)
- 情報源: 千葉県・柏市・鎌ケ谷市の公式発表資料
- 対象: 金山落(河川)、鎌ケ谷市軽井沢地区周辺の私設井戸
- 記事の最終更新: 2026年9月
金山落・軽井沢地区で何が検出された?
金山落の柏市域4地点では、令和6年4月16日採水で最大1,800 ng/Lを検出。さらに県・柏市・鎌ケ谷市・白井市が共同で行った金山落上流域の調査(令和6年6月採水)では、上流4地点で2,100〜21,000 ng/Lという全国的にも高い水準の濃度が検出されました。また、鎌ケ谷市軽井沢地区周辺の私設井戸(上水道とは別の個人所有井戸)でも、令和6年4月に最大12,000 ng/L(暫定指針値の240倍)が検出されています。
(出典: 千葉県「PFOS・PFOA調査結果」、柏市・鎌ケ谷市の公式発表)
汚染源は特定されている?
柏市・鎌ケ谷市の市境にある海上自衛隊下総航空基地が汚染源の可能性が高いとみられており、基地の排水口では最大44,000 ng/Lが検出されています。これを受けて2024年9月22日から基地内でイオン交換樹脂処理装置が稼働を開始しています。
(出典: 柏市公式発表(令和6年4月16日付))
柏市・鎌ケ谷市の水道水は安全?
今回検出された高濃度の値は、河川および私設井戸(いずれも飲用の上水道源として使われていない)のデータです。柏市・鎌ケ谷市の家庭に届く水道水(上水道)は、これらとは別系統の水源を使っており、両市とも基準値を大きく下回る結果が公表されています。詳しい実測値は各市の水道水カルテページでご確認いただけます。
- 柏市の水道水カルテ|PFAS検査結果まとめ(全5水源地で5 ng/L未満)
- 鎌ケ谷市の水道水カルテ|PFAS検査結果まとめ(千葉県営水道、目標値を大きく下回る)
現在の状況は改善している?
鎌ケ谷市軽井沢地区の井戸については、令和6年6月の追加調査(31井戸)の後、令和7年12月の調査では暫定指針値を超過した井戸はありませんでした。基地の処理装置稼働開始以降、金山落・周辺地下水の濃度が改善傾向にあるとみられますが、県・市による継続監視は続いています。
(出典: 鎌ケ谷市「金山落河川調査」公式発表)
水道水と、周辺の川や井戸の水は別物なんだね。柏市・鎌ケ谷市の水道水は基準を大きく下回っていて、県や市が原因調査もずっと続けているみたい。
このページのデータの読み方と出典
本ページの数値の見方と、参照した情報源をまとめます。




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