飯能市の水道水にPFAS(有機フッ素化合物)は含まれているのか、硬度・フッ素・トリハロメタンの検査結果はどうなっているのか。飯能市上下水道部水道工務課が公表している最新の検査結果と出典を、当サイト「全国水質カルテ」が独自の判断を加えずそのまままとめました。
- 情報源: 飯能市上下水道部水道工務課
- 水道事業の体制: 飯能市水道。宮沢地内(本郷配水場系)を代表地点とした
- 対象期間: 2025(令和7)年度(51項目は2026年3月採水)
- 対象地点: 宮沢地内(本郷配水場系)、給水栓水
- 注記: 飯能市が公表するPFOS・PFOAの検査は、給水栓水(浄水)ではなく市内5浄水場の「原水」(浄水処理前の水)を対象としています。本ページのPFAS欄はこの原水の検査結果である旨を明記しています
- 記事の最終更新: 2026年9月
飯能市の水源(原水)にPFAS(PFOS・PFOA)は含まれている?
飯能市が検査する本郷浄水場の原水(浄水処理前の水)は50 ng/L未満であり、国の暫定目標値(PFOS+PFOA合算50 ng/L)を下回っています。これは給水栓水(浄水後の水道水)の検査ではなく、浄水処理前の原水を対象とした検査である点にご注意ください。
| 検査項目 | 実測値(原水) | 基準値 |
|---|---|---|
| PFOS+PFOA合算値 | 5 ng/L未満 | 50 ng/L以下 |
(出典: 飯能市「水道水におけるPFOS及びPFOAの検査結果をお知らせします」本郷浄水場原水、令和8年1・2月検査実施分)
全国の主要都市のPFAS(PFOS・PFOA)実測値は、全国PFASマップで一覧・比較できます。
飯能市の水道水の硬度はどれくらい?
飯能市(宮沢地内・本郷配水場系)の硬度は77 mg/Lで、国の基準値(300 mg/L以下)を大幅に下回っています。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| 硬度(カルシウム、マグネシウム等) | 77 mg/L | 300 mg/L以下 |
硬度の比較(グラフ)
(出典: 飯能市「水質検査結果(令和7年度)」宮沢地内(本郷配水場系))
飯能市の水道水にフッ素は含まれている?
飯能市のフッ素及びその化合物は0.09 mg/Lで、国の基準値(0.8 mg/L以下)を大幅に下回っています。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| フッ素及びその化合物 | 0.09 mg/L | 0.8 mg/L以下 |
フッ素の比較(グラフ)
(出典: 飯能市「水質検査結果(令和7年度)」宮沢地内(本郷配水場系))
飯能市の水道水のトリハロメタンの検査結果は?
飯能市の総トリハロメタンは0.02 mg/Lで、国の基準値(0.1 mg/L以下)を大幅に下回っています。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| 総トリハロメタン | 0.02 mg/L | 0.1 mg/L以下 |
総トリハロメタンの比較(グラフ)
(出典: 飯能市「水質検査結果(令和7年度)」宮沢地内(本郷配水場系))
飯能市の水道水はまずい?
検査結果では、飯能市(宮沢地内・本郷配水場系)の水道水の味・臭気に異常は見つかっていません。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| 味・臭気 | 令和7年度を通じて異常なし | いずれも異常でないこと |
(出典: 飯能市「水質検査結果(令和7年度)」宮沢地内(本郷配水場系))
検査結果に異常がなくても味や臭いが気になる場合に考えられる原因を、別ページ「水道水がまずいと感じたら?考えられる原因」で整理しています。
飯能市の水道水のその他の基準項目
その他の基準項目もすべて基準値内です。以下は宮沢地内(本郷配水場系)の代表的な項目の実測値です。
一般細菌・大腸菌の実測値
一般細菌は0個/mL、大腸菌は不検出でした。
硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素の実測値
1.27 mg/Lで、基準(10 mg/L以下)を大幅に下回っています。
塩化物イオンの実測値
13.0 mg/Lで、基準(200 mg/L以下)を大幅に下回っています。
蒸発残留物の実測値
135 mg/Lで、基準(500 mg/L以下)を大幅に下回っています。
pH値の実測値
pH7.8で、基準(5.8以上8.6以下)内です。
色度の実測値
0.5度未満で、基準(5度以下)を大幅に下回っています。
濁度の実測値
0.1度未満で、基準(2度以下)を大幅に下回っています。
(出典: 飯能市「水質検査結果(令和7年度)」宮沢地内(本郷配水場系))
このページのデータの読み方と出典
本ページの数値の見方と、参照した情報源をまとめます。飯能市の水道は市内各浄水場系統別に末端の給水栓(10か所)で検査されており、本ページは「宮沢地内(本郷配水場系)」を代表地点として採用しています。51項目のうち11項目(一般細菌・大腸菌・塩化物イオン・有機物・pH・味・臭気・色度・濁度・ジェオスミン・2-メチルイソボルネオール)は毎月検査、それ以外の40項目は年4回検査のため、本ページは令和7年度で最新の検査回(2026年3月)の値を掲載しています。PFOS・PFOAについては、飯能市は給水栓水(浄水)ではなく市内5浄水場の原水(浄水処理前の水)を対象に年4回検査しており、51項目とは検査対象(原水/浄水)が異なる点にご注意ください。



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