名取市の水道水にPFAS(有機フッ素化合物)は含まれているのか、硬度・フッ素・トリハロメタンの検査結果はどうなっているのか。名取市水道事業所浄水係が公表している最新の検査結果と出典を、当サイト「全国水質カルテ」が独自の判断を加えずそのまままとめました。
- 情報源: 名取市水道事業所浄水係
- 水道事業の体制: 名取市水道(自己水源:樽水ダム)。高舘浄水場(浄水)を代表地点とした
- 対象期間: 2025(令和7)年度(51項目は2026年2月3日採水、PFOS・PFOAは2025年8月採水)
- 対象地点: 高舘浄水場(浄水)
- 記事の最終更新: 2026年9月
名取市の水道水にPFAS(PFOS・PFOA)は含まれている?
名取市(高舘浄水場)の水道水は0.000005 mg/L未満(5 ng/L未満)であり、国の暫定目標値(PFOS+PFOA合算50 ng/L)を大幅に下回っています。名取市は令和2年度から年1回検査を実施しており、これまで一度も検出されていません。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| PFOS+PFOA合算値 | 5 ng/L未満 | 50 ng/L以下 |
(出典: 名取市「有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)水質検査結果」高舘浄水場浄水場出口、2025年8月採水)
全国の水道水PFASマップでは、他地域の実測値を都道府県ごとに比較できます。
名取市の水道水の硬度はどれくらい?
名取市(高舘浄水場)の硬度は33.2 mg/Lで、国の基準値(300 mg/L以下)を大幅に下回っています。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| 硬度(カルシウム、マグネシウム等) | 33.2 mg/L | 300 mg/L以下 |
硬度の比較(グラフ)
(出典: 名取市「基準項目水質検査結果」高舘浄水場(浄水)、2026年2月3日採水)
名取市の水道水にフッ素は含まれている?
名取市のフッ素及びその化合物は0.05 mg/L未満(定量下限未満)で、国の基準値(0.8 mg/L以下)を大幅に下回っています。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| フッ素及びその化合物 | 0.05 mg/L未満 | 0.8 mg/L以下 |
フッ素の比較(グラフ)
(出典: 名取市「基準項目水質検査結果」高舘浄水場(浄水)、2026年2月3日採水)
名取市の水道水のトリハロメタンの検査結果は?
名取市の総トリハロメタンは0.007 mg/Lで、国の基準値(0.1 mg/L以下)を大幅に下回っています。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| 総トリハロメタン | 0.007 mg/L | 0.1 mg/L以下 |
総トリハロメタンの比較(グラフ)
(出典: 名取市「基準項目水質検査結果」高舘浄水場(浄水)、2026年2月3日採水)
名取市の水道水はまずい?
検査結果では、名取市(高舘浄水場)の水道水の味・臭気に異常は見つかっていません。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| 味・臭気 | 異常なし | いずれも異常でないこと |
(出典: 名取市「基準項目水質検査結果」高舘浄水場(浄水))
検査結果に異常がなくても味や臭いが気になる場合に考えられる原因を、別ページ「水道水がまずいと感じたら?考えられる原因」で整理しています。
名取市の水道水のその他の基準項目
その他の基準項目もすべて基準値内です。以下は高舘浄水場(浄水)の代表的な項目の実測値です。
一般細菌・大腸菌の実測値
一般細菌は0個/mL、大腸菌は不検出でした。
硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素の実測値
0.19 mg/Lで、基準(10 mg/L以下)を大幅に下回っています。
塩化物イオンの実測値
10.9 mg/Lで、基準(200 mg/L以下)を大幅に下回っています。
蒸発残留物の実測値
70 mg/Lで、基準(500 mg/L以下)を大幅に下回っています。
pH値の実測値
pH7.3で、基準(5.8以上8.6以下)内です。
色度の実測値
1度未満で、基準(5度以下)を大幅に下回っています。
濁度の実測値
0.1度未満で、基準(2度以下)を大幅に下回っています。
(出典: 名取市「基準項目水質検査結果」高舘浄水場(浄水)、2026年2月3日採水)
このページのデータの読み方と出典
本ページの数値の見方と、参照した情報源をまとめます。名取市は自己水源の樽水ダムを高舘浄水場で処理して供給するほか、宮城県(七ヶ宿ダム系)と仙台市(釜房ダム系)からも水を受水しています。本ページは市の主要浄水場である高舘浄水場(浄水)の数値を代表値として採用しています。基準項目のうち一般細菌・大腸菌・硝酸態窒素等・フッ素・アルミニウム等は年8回(平常項目扱い)、その他の多くの項目は年4回(5月・8月・11月・2月)検査されており、本ページは令和7年度で最新の検査回(2026年2月3日採水)の値を掲載しています。PFOS・PFOAは水質管理目標項目として年1回(8月)検査されており、51項目とは検査日が異なりますが同一施設(高舘浄水場)のデータです。



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