鎌倉市の水道水にPFAS(有機フッ素化合物)は含まれているのか、硬度・フッ素・トリハロメタンの検査結果はどうなっているのか。神奈川県営水道が公表している最新の検査結果と出典を、当サイト「全国水質カルテ」が独自の判断を加えずそのまままとめました。
- 情報源: 神奈川県営水道(神奈川県企業庁)
- 水道事業の体制: 神奈川県営水道。県内代表20地点のうち「津」(鎌倉市)を代表地点とした
- 対象期間: 2025(令和7)年5月採水
- 対象地点: 津(鎌倉市)
- 記事の最終更新: 2026年10月
鎌倉市の水道水にPFAS(PFOS・PFOA)は含まれている?
鎌倉市を含む神奈川県営水道の水道水は検出なし(定量下限値5 ng/L未満)であり、国の基準値(PFOS+PFOA合算50 ng/L)を大幅に下回っています。神奈川県営水道は令和2年度から検査を実施しており、これまで県内の全検査地点で一貫して不検出です。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| PFOS+PFOA合算値 | 検出なし(5 ng/L未満) | 50 ng/L以下 |
(出典: 神奈川県「県営水道における有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)の検査結果」令和7年度)
全国の主要都市のPFAS(PFOS・PFOA)実測値は、全国PFASマップで一覧・比較できます。
鎌倉市の水道水の硬度はどれくらい?
鎌倉市(津)の硬度は62 mg/Lで、国の基準値(300 mg/L以下)を大幅に下回っています。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| 硬度(カルシウム、マグネシウム等) | 62 mg/L | 300 mg/L以下 |
硬度の比較(グラフ)
(出典: 神奈川県「令和7年度水質検査結果」津(鎌倉市))
鎌倉市の水道水にフッ素は含まれている?
鎌倉市のフッ素及びその化合物は0.08 mg/L未満(定量下限未満)で、国の基準値(0.8 mg/L以下)を大幅に下回っています。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| フッ素及びその化合物 | 0.08 mg/L未満 | 0.8 mg/L以下 |
フッ素の比較(グラフ)
(出典: 神奈川県「令和7年度水質検査結果」津(鎌倉市))
鎌倉市の水道水のトリハロメタンの検査結果は?
鎌倉市の総トリハロメタンは0.026 mg/Lで、国の基準値(0.1 mg/L以下)を大幅に下回っています。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| 総トリハロメタン | 0.026 mg/L | 0.1 mg/L以下 |
総トリハロメタンの比較(グラフ)
(出典: 神奈川県「令和7年度水質検査結果」津(鎌倉市))
鎌倉市の水道水はまずい?
検査結果では、鎌倉市(津)の水道水の味・臭気に異常は見つかっていません。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| 味・臭気 | 異常なし | いずれも異常でないこと |
(出典: 神奈川県「令和7年度水質検査結果」津(鎌倉市))
検査結果に異常がなくても味や臭いが気になる場合に考えられる原因を、別ページ「水道水がまずいと感じたら?考えられる原因」で整理しています。
鎌倉市の水道水のその他の基準項目
その他の基準項目もすべて基準値内です。以下は津(鎌倉市)の代表的な項目の実測値です。
一般細菌・大腸菌の実測値
一般細菌は0個/mL、大腸菌は不検出でした。
硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素の実測値
0.99 mg/Lで、基準(10 mg/L以下)を大幅に下回っています。
塩化物イオンの実測値
8.2 mg/Lで、基準(200 mg/L以下)を大幅に下回っています。
pH値の実測値
pH7.1で、基準(5.8以上8.6以下)内です。
色度の実測値
0.5度未満で、基準(5度以下)を大幅に下回っています。
濁度の実測値
0.1度未満で、基準(2度以下)を大幅に下回っています。
(出典: 神奈川県「令和7年度水質検査結果」津(鎌倉市))
このページのデータの読み方と出典
本ページの数値の見方と、参照した情報源をまとめます。鎌倉市は神奈川県営水道から給水を受けており、県内を代表する20地点の給水栓で定期的に水質検査が実施されています。鎌倉市内には「津」と「今泉」の2地点があり、本ページは「津」地点の令和7年5月採水分の実測値を代表値として採用しています。PFOS・PFOAは県営水道が令和2年度から県内全地点で検査しており、これまで一貫して検出なし(定量下限値5ng/L未満)です。



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