相模原市の水道水にPFAS(有機フッ素化合物)は含まれているのか、硬度・フッ素・トリハロメタンの検査結果はどうなっているのか。相模原市の水道水の約99.5%を供給する神奈川県営水道が公表している最新の検査結果と出典を、当サイト「全国水質カルテ」が独自の判断を加えずそのまままとめました。
- 情報源: 神奈川県企業庁水道部(県営水道)
- 水道事業の体制: 相模原市内の約99.5%は神奈川県営水道からの給水(残りは山間部の市営簡易水道)
- 対象期間: 令和8年4月~8月分(年回項目は6月分、月次項目は8月時点)
- 対象地点: 千代田(中央区、谷ケ原浄水場系統の給水栓)
- 記事の最終更新: 2026年9月
相模原市の水道水にPFAS(PFOS・PFOA)は含まれている?
神奈川県営水道は令和2年度からPFOS・PFOAの検査を実施しており、中央区千代田(谷ケ原浄水場系統)では令和8年6月時点でPFOS+PFOA合算値が5 ng/L未満(定量下限未満)であり、国の暫定目標値(PFOS+PFOA合算50 ng/L)を大幅に下回っています。県営水道全体でもこれまで全ての検査地点で不検出が続いています。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| PFOS+PFOA合算値 | 5 ng/L未満 | 50 ng/L以下 |
(出典: 神奈川県企業庁水道部「相模原市中央区千代田(谷ケ原浄水場系給水栓)水質検査結果」、令和8年6月分)
全国の主要都市・地域のPFAS(PFOS・PFOA)実測値を升目(グリッド)形式でまとめています。PFASマップで全国データと比較してみましょう。
なお、相模原市は市内の地下水・河川水ではPFASの独自調査も実施しており、一部地点で国の暫定指針値を超える地下水が報告されていますが、これは飲用の水道水(上記)とは別の調査です。地下水・河川水は水道水とは異なり飲用を前提としていません(水道水・地下水・河川水は混同してはいけません)。
相模原市の水道水の硬度はどれくらい?
相模原市(千代田、谷ケ原浄水場系統)の硬度は48 mg/L(令和8年6月分)で、国の基準値(300 mg/L以下)を大幅に下回る軟水です。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| 硬度 | 48 mg/L | 300 mg/L以下 |
硬度の比較(グラフ)
(出典: 神奈川県企業庁水道部「千代田(谷ケ原浄水場系給水栓)水質検査結果」、令和8年6月分)
相模原市の水道水にフッ素は含まれている?
相模原市のフッ素及びその化合物は0.09 mg/L(令和8年6月分)で、国の基準値(0.8 mg/L以下)を大幅に下回っています。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| フッ素及びその化合物 | 0.09 mg/L | 0.8 mg/L以下 |
フッ素の比較(グラフ)
(出典: 神奈川県企業庁水道部「千代田(谷ケ原浄水場系給水栓)水質検査結果」、令和8年6月分)
相模原市の水道水のトリハロメタンの検査結果は?
相模原市の総トリハロメタンは0.019 mg/L(令和8年6月分)で、国の基準値(0.1 mg/L以下)を大幅に下回っています。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| 総トリハロメタン | 0.019 mg/L | 0.1 mg/L以下 |
総トリハロメタンの比較(グラフ)
(出典: 神奈川県企業庁水道部「千代田(谷ケ原浄水場系給水栓)水質検査結果」、令和8年6月分)
相模原市の水道水はまずい?
検査結果では、相模原市(千代田、谷ケ原浄水場系統)の水道水の味・臭気に異常は見つかっていません。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| 味・臭気 | 令和8年4月~8月を通じて常に異常なし | いずれも異常でないこと |
(出典: 神奈川県企業庁水道部「千代田(谷ケ原浄水場系給水栓)水質検査結果」)
カルキ臭が気になる方は、残留塩素の実測値(令和8年8月分 0.7 mg/L)もあわせてご確認ください。
検査結果に異常がなくても味や臭いが気になる場合に考えられる原因を、別ページ「水道水がまずいと感じたら?考えられる原因」で整理しています。
相模原市の水道水のその他の基準項目
その他の基準項目もすべて基準値内です。以下は令和8年度の代表的な項目の実測値です。
pH値の実測値
pH7.5(令和8年8月分)で、基準(5.8以上8.6以下)内です。
鉛及びその化合物の実測値
0.001 mg/L未満(定量下限未満、令和8年6月分)で、基準(0.01 mg/L以下)を大幅に下回っています。
ヒ素及びその化合物の実測値
0.001 mg/L未満(定量下限未満、令和8年6月分)で、基準(0.01 mg/L以下)を大幅に下回っています。
色度の実測値
0.5度未満(令和8年8月分)で、基準(5度以下)を大幅に下回っています。
濁度の実測値
0.1度未満(令和8年8月分)で、基準(2度以下)を大幅に下回っています。
(出典: 神奈川県企業庁水道部「千代田(谷ケ原浄水場系給水栓)水質検査結果」、対象期間: 令和8年度)
このページのデータの読み方と出典
本ページの数値の見方と、参照した情報源をまとめます。相模原市の水道水は神奈川県営水道からの給水が中心であり、市自体は水道事業を行っていません。本ページの値は、市内の代表的な給水栓(千代田、中央区)の検査結果です。
出典一覧
- 相模原市「地下水及び水道水における有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)について」
- 神奈川県企業庁水道部「県営水道の水質検査結果」
- 神奈川県企業庁水道部「相模原市中央区千代田(谷ケ原浄水場系給水栓)水質検査結果」(令和8年4月~8月分)



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