福岡県みやま市の水道水にPFAS(PFOS・PFOA)は含まれているのか、みやま市上下水道課が公表している検査結果を、当サイト「全国水質カルテ」が独自の判定を加えずそのまままとめました(更新年月: 2026年9月)。
- 情報源: みやま市上下水道課「水質検査計画および水質検査結果」、環境省・国土交通省「水道におけるPFOS及びPFOAに関する調査の結果について」
- 対象期間: 令和7年度(2025年度、4月〜12月分)
- 記事の最終更新: 2026年9月
みやま市の水道水にPFAS(PFOS・PFOA)は含まれている?
みやま市が公表している令和7年度の浄水(給水栓相当)の検査結果では、PFOS+PFOA合算値は最大でも33ng/L(田浦公民館)で、基準値(50ng/L)を下回っています。
| 地点 | 採水日 | PFOS+PFOA合算値 |
|---|---|---|
| みやま市役所本庁(浄水、原水:瀬高水源地) | 令和7年6月9日 | 12 ng/L |
| みやま市役所本庁(浄水) | 令和7年12月9日 | 8 ng/L |
| 山川支所(浄水、原水:高田地区受水) | 令和7年6月9日 | 14 ng/L |
| 山川支所(浄水) | 令和7年12月9日 | 11 ng/L |
| 田浦公民館(浄水) | 令和7年5月21日 | 33 ng/L |
| 田浦公民館(浄水) | 令和7年6月9日 | 18 ng/L |
(出典: みやま市上下水道課「令和7年度水質検査結果表」)
全国の水道水PFASマップでは、他地域の実測値を都道府県ごとに比較できます。
瀬高第1〜3水源地・飯尾水源地(いずれも地下水の井戸)の原水については、令和7年度の検査結果表にPFOS+PFOAの実測値記載がなく、井戸単位の濃度は今回確認できていません。福岡県南広域水道企業団からの受水(瀬高受水場・高田調整池)は5ng/L未満です。
過去に48ng/Lという値が報告されている点について
環境省・国土交通省の全国調査では、みやま市水道事業の令和5年度の最大値として48ng/Lが計上されています。ただしこの調査の地点区分は「給水栓水・原水」という複合区分になっており、この48ng/Lが給水栓水(蛇口水)と原水(井戸水)のどちらの値かは、公表資料からは判別できません。みやま市自身が令和5年度当時に公表していた地点別の詳細データも、現在は確認できませんでした。
(出典: 環境省・国土交通省「水道におけるPFOS及びPFOAに関する調査の結果について」(令和2〜6年度、上水道分))
48ng/Lという数値そのものは公的資料に実在しますが、当サイトの方針(水道水と環境水を混同しない)に沿って、水種を確定できない数値として扱っています。直近(令和7年度)の浄水の実測値は、判明している範囲でいずれも基準値を下回っています。
汚染源は特定されている?
みやま市の公表資料には、汚染源(工場・土地利用等)についての具体的な特定は記載されていません。市はPFAS検査に関する住民からの意見への回答で「暫定目標値を超過している地点はなく、引き続き安心して水道水をご利用いただけます」としています。
(出典: みやま市「水道水のPFAS検査についてのご意見・回答」(令和6年9月回答))
このページのデータの読み方と出典
本ページの数値の見方と、参照した情報源をまとめます。



コメント