東京都水道局(23区)の水道水にPFAS(PFOS・PFOA)は含まれているのか、硬度・フッ素・トリハロメタンはどうなっているのか。東京都水道局「FY2024水質年報、給水栓水区部集計(表V.2.1)、47地点」が公表している最新の検査結果と出典を、当サイト「全国水質カルテ」が独自の判定を加えずそのまままとめました(更新年月: 2026年9月)。
- 情報源: 東京都水道局「FY2024水質年報、給水栓水区部集計(表V.2.1)、47地点」
- 対象期間: R6年度年間集計
- 記事の最終更新: 2026年9月
東京都水道局(23区)の水道水にPFAS(PFOS・PFOA)は含まれている?
東京都水道局(23区)の水道水にPFAS:多摩地域の地下水汚染(立川市等)は別枠、水道水とは別区分
PFOS+PFOA合算値の検査結果
東京都・東京都水道局(23区)の公表データによると、PFOS+PFOA合算値は131地点全て50ng/L未満(令和2年度に1地点のみ超過、直ちに対応)で、国の基準値(50 ng/L)との比較は以下の通りです。
PFOS+PFOA合算値の比較(グラフ)
(出典: 東京都・東京都水道局(23区)水道事業者(PFAS検査結果))
PFAS(PFOS・PFOA)の実測値を他地域と見比べたい場合は、PFAS全国比較マップをご活用ください。
東京都水道局(23区)の水道水の硬度はどれくらい?
硬度は水の飲みやすさに関わる項目です。
硬度の実測値
東京都水道局「FY2024水質年報、給水栓水区部集計(表V.2.1)、47地点」によると、硬度(カルシウム・マグネシウム等)は44.4〜84.5 mg/L、平均66.7で、国の基準値(300 mg/L以下)を下回っています。
硬度の比較(グラフ)
(出典: 東京都水道局「FY2024水質年報、給水栓水区部集計(表V.2.1)、47地点」)
東京都水道局(23区)の水道水にフッ素は含まれている?
フッ素は自然由来で水道水に含まれることがある項目です。国の基準値は0.8 mg/L以下です。
フッ素の実測値
東京都水道局「FY2024水質年報、給水栓水区部集計(表V.2.1)、47地点」によると、フッ素は平均0.11 mg/Lで、基準値を下回っています。
フッ素の比較(グラフ)
(出典: 東京都水道局「FY2024水質年報、給水栓水区部集計(表V.2.1)、47地点」)
東京都水道局(23区)の水道水のトリハロメタン類の検査結果
トリハロメタン類は、消毒に使う塩素と水中の有機物が反応して生じる副生成物です。国の基準値(総トリハロメタン)は0.1 mg/L以下です。
総トリハロメタンの実測値
東京都水道局「FY2024水質年報、給水栓水区部集計(表V.2.1)、47地点」によると、総トリハロメタンは平均0.015 mg/Lで、基準値を下回っています。
総トリハロメタンの比較(グラフ)
(出典: 東京都水道局「FY2024水質年報、給水栓水区部集計(表V.2.1)、47地点」)
東京都水道局(23区)の水道水はまずい?
検査結果では、東京都水道局(23区)の水道水の味・臭気に異常は見つかっていません。
| 検査項目 | 基準 | 結果 | 検査期間 |
|---|---|---|---|
| 味 | 異常でないこと | 異常なし | R6年度年間集計 |
| 臭気 | 異常でないこと | 異常なし | R6年度年間集計 |
(出典: 東京都水道局「FY2024水質年報、給水栓水区部集計(表V.2.1)、47地点」)
検査結果に異常がなくても味や臭いが気になる場合に考えられる原因を、別ページ「水道水がまずいと感じたら?考えられる原因」で整理しています。
東京都水道局(23区)の水道水のその他の基準項目
その他の基準項目もすべて基準値内です。
pH値の実測値
東京都水道局「FY2024水質年報、給水栓水区部集計(表V.2.1)、47地点」によると、pH値は6.9〜7.9、平均7.5で、基準値(5.8以上8.6以下)を満たしています。
pH値の比較(グラフ)
色度の実測値
東京都水道局「FY2024水質年報、給水栓水区部集計(表V.2.1)、47地点」によると、色度は1 度未満で、基準値(5度以下)を満たしています。
色度の比較(グラフ)
濁度の実測値
東京都水道局「FY2024水質年報、給水栓水区部集計(表V.2.1)、47地点」によると、濁度は0.1 度未満で、基準値(2度以下)を満たしています。
濁度の比較(グラフ)
鉛及びその化合物の実測値
東京都水道局「FY2024水質年報、給水栓水区部集計(表V.2.1)、47地点」によると、鉛及びその化合物は0.001 mg/L未満で、基準値(0.01mg/L以下)を満たしています。
鉛及びその化合物の比較(グラフ)
ヒ素及びその化合物の実測値
東京都水道局「FY2024水質年報、給水栓水区部集計(表V.2.1)、47地点」によると、ヒ素及びその化合物は0.001 mg/L(最高)で、基準値(0.01mg/L以下)を満たしています。
ヒ素及びその化合物の比較(グラフ)
(出典: 東京都水道局「FY2024水質年報、給水栓水区部集計(表V.2.1)、47地点」)
多摩地域の一部の水道水源井戸で高濃度のPFASが確認され、複数の井戸が運用停止されています。井戸から蛇口までの推移や停止履歴の詳細は”東京都多摩地域のPFAS井戸水問題とは?水源井戸から蛇口までのデータまとめ“でまとめています。
このページのデータの読み方と出典
本ページの数値の見方と、参照した情報源をまとめます。



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