鉾田市内の複数の地区(大字)にある私設井戸で、国の暫定目標値(50 ng/L)を超えるPFAS(PFOS・PFOA)が継続的に検出されています。茨城県・鉾田市が行った8回にわたる調査結果をもとに、地区別の状況と、水道水との違いを、当サイト「全国水質カルテ」が独自の判定を加えずそのまままとめました。(更新年月: 2026年9月)
- 情報源: 茨城県・鉾田市(飲用井戸等調査)
- 対象期間: 令和7年1月〜12月(全8回)
- 記事の最終更新: 2026年9月
鉾田市内のどのエリアで検出されている?
茨城県・鉾田市が令和7年1月から12月にかけて実施した私設井戸の調査(全8回、最終回は令和7年12月23日発表)では、造谷・徳宿・鹿田・大戸・樅山・柏熊など複数の地区(大字)でPFOS+PFOA合算値が最大1,300 ng/Lに達する井戸が確認されています。地区ごとの井戸数と濃度の範囲は以下の通りです。
79〜1,300 ng/L(10井戸)
140〜1,200 ng/L(12井戸)
66〜1,300 ng/L(3井戸)
93〜710 ng/L(10井戸)
73〜770 ng/L(12井戸)
310〜860 ng/L(2井戸)
460 ng/L(1井戸)
430 ng/L(1井戸)
430 ng/L(1井戸)
(出典: 茨城県「飲用井戸等調査結果」(令和7年12月23日発表))
水道水と井戸水は別物?
ここで示した数値はいずれも個人所有の私設井戸(飲用井戸)のものです。鉾田市の水道水(自己水源2地点)は3年連続でPFOS+PFOA合算値5 ng/L未満と、基準値を大きく下回っています。詳しい実測値は「鉾田市の水道水カルテ」でご確認いただけます。
汚染源は分かっている?
茨城県・鉾田市の公表資料には、汚染源を特定する記載はありません。調査は「地下水中のPFOS・PFOAの広がり状況の把握」を目的としたもので、農業由来・産業由来のいずれとも公式には断定されていません。井戸調査は令和7年12月の第8回をもって終了し、今後は鉾田川など周辺河川の定期水質調査に移行して継続監視が行われます。
(出典: 茨城県「飲用井戸等調査結果」(令和7年12月23日発表))
井戸水を利用している方への案内
暫定目標値を超えた井戸の所有者には、茨城県・鉾田市が個別に飲用指導(水道への切り替え等)を行っています。また、該当井戸の概ね半径500m以内にお住まいの方に対しても、井戸水を飲用しないよう周知・指導が行われています。ご自身の井戸が調査対象になっているか、検査を希望する場合の相談先については、鉾田市の特設ページでご確認ください。
(出典: 鉾田市「有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)に関する情報」)
鉾田市の水道水は基準内だけど、地区によっては井戸水で高い値が出ているところがあるんだね。井戸を使っている人は市の案内を確認してみてね。
このページのデータの読み方と出典
本ページの数値の見方と、参照した情報源をまとめます。




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