岡山県倉敷市の水道水は、福井浄水場系統(粒浦公園の給水栓)でPFOS+PFOA合算値が令和3年度に48ng/Lを記録しましたが、以降は低下傾向にあり、令和8年度は12ng/Lまで下がっています。他の6系統(酒津・総社真備・真備・上成・片島/水島千鳥町・西阿知/明石公園)はいずれも定量下限値未満(5ng/L未満)で推移しています。倉敷市水道局が公表している一次データを、当サイト「全国水質カルテ」が独自の判定を加えずそのままファクトとしてまとめました(更新年月: 2026年9月)。
- 情報源: 倉敷市水道局「PFOS及びPFOAに関するQ&A」「水質検査結果」PDF(令和3〜8年度)
- 対象期間: 令和3年度(2021年度)〜令和8年度(2026年度)
- 記事の最終更新: 2026年9月
倉敷市の水道水にPFAS(PFOS・PFOA)は含まれている?
倉敷市水道局によれば、給水栓水(実際に給水される水道水)のPFOS+PFOA合算値は、国の基準値(50ng/L)を超えたことは一度もありません。7系統のうち福井浄水場系統(粒浦公園)のみやや高い値で推移していましたが、令和3年度の48ng/Lから令和8年度には12ng/Lまで低下しています。
(出典: 倉敷市水道局「PFOS及びPFOAに関するQ&A」「水質検査結果」PDF)
他地域のPFAS(PFOS・PFOA)実測値が気になる方は、全国のPFAS実測値を比較できるマップもあわせてご覧ください。
福井浄水場系統(粒浦公園)・給水栓水の年度最大値の推移
酒津・総社真備・真備・上成・片島(水島千鳥町)・西阿知(明石公園)の各系統は、令和3年度の検査開始以降、一貫して定量下限値未満(5ng/L未満)です。倉敷市は令和6年度から福井浄水場系統の検査頻度を年2回から年4回に増やし、監視を強化しています。
原因とされる水源は?
福井浄水場系統は福井1号井・福井2号井の2つの井戸を水源としています。原水(浄水処理前の地下水)は福井1号井が5ng/L未満、福井2号井が7〜13ng/L(令和3年度)で、給水栓水よりも低い値でした。倉敷市の公表資料には、汚染源の特定や、井戸の停止・活性炭処理といった対策の記載はなく、対応は監視の強化にとどまっています。
(出典: 倉敷市水道局「水質検査結果」PDF(福井1号井・2号井、原水))
倉敷市の水道水の硬度はどれくらい?
倉敷市水道局「水質検査結果」によると、粒浦公園(福井浄水場系統)の給水栓水の硬度は令和3年度平均104mg/L(最大107mg/L)、令和4年度平均106mg/L(最大109mg/L)で、国の基準値(300mg/L以下)を下回っています。
(出典: 倉敷市水道局「水質検査結果」PDF(令和3・4年度))
このページのデータの読み方と出典
本ページの数値の見方と、参照した情報源をまとめます。「原水」は井戸から汲み上げた未処理の地下水、「給水栓水」は実際に蛇口から出る水道水を指します。当サイトはこれらを混同せず、それぞれ区別して掲載しています。健康影響についての独自の安全・危険判定は行っていません。



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