市原市の水道水にPFAS(有機フッ素化合物)は含まれているのか、硬度・フッ素・トリハロメタンの検査結果はどうなっているのか。市原市の水道水を管理する市原市上下水道部(市原市営水道)が公表している最新の検査結果と出典を、当サイト「全国水質カルテ」が独自の判断を加えずそのまままとめました。
- 情報源: 市原市上下水道部(市原市営水道)
- 対象期間: 令和6年度(2024年度)年間最高値(PFOS・PFOAのみ令和8年4月分)
- 対象地点: 三和配水池(三和地区)
- 記事の最終更新: 2026年9月
市原市内では市原市営水道・千葉県営水道・長生郡市広域市町村圏組合水道部の3事業体が給水しています。市原市営水道の給水区域は主に市津・三和・南総・加茂地区で、本ページはこの市原市営水道(三和配水池)の値を掲載しています。姉崎・五井・八幡・辰巳台・ちはら台地区など千葉県営水道の給水区域にお住まいの方は、別途千葉県企業局の公表データをご確認ください。
市原市の水道水にPFAS(PFOS・PFOA)は含まれている?
市原市営水道は令和2年度からPFOS・PFOAの検査を実施しており、令和8年4月分の三和配水池でPFOS+PFOA合算値が5 ng/L未満であり、国の水質基準値(PFOS+PFOA合算50 ng/L)を大幅に下回っています。市原市営水道が管理する新井・牛久・三和・市津・瀬又・潤井戸・分目・光風台・大蔵・鶴舞・米原・平蔵・国本・朝生原・万田野・月出・石塚の全17水系においても、令和8年度の検査ですべて5 ng/L未満です。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| PFOS+PFOA合算値(三和配水池) | 5 ng/L未満 | 50 ng/L以下 |
(出典: 市原市上下水道部「水道水の有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)について」三和配水池、令和8年4月分)
他地域のPFAS(PFOS・PFOA)実測値が気になる方は、全国のPFAS実測値を比較できるマップもあわせてご覧ください。
市原市の水道水の硬度はどれくらい?
市原市(三和配水池)の硬度は最高116 mg/L(令和6年度)で、国の基準値(300 mg/L以下)を下回っています。同年度の最低値は64.1 mg/Lで、時期により変動があります。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| 硬度(カルシウム、マグネシウム等) | 最高116 mg/L(最低64.1 mg/L) | 300 mg/L以下 |
硬度の比較(グラフ)
(出典: 市原市上下水道部「水道事業年報」水質検査結果(最大値、最小値)、三和配水池・令和6年度年間最高値)
市原市の水道水にフッ素は含まれている?
市原市(三和配水池)のフッ素及びその化合物は0.08 mg/L未満(定量下限未満)(令和6年度)で、国の基準値(0.8 mg/L以下)を大幅に下回っています。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| フッ素及びその化合物 | 0.08 mg/L未満 | 0.8 mg/L以下 |
フッ素の比較(グラフ)
(出典: 市原市上下水道部「水道事業年報」水質検査結果(最大値、最小値)、三和配水池・令和6年度年間最高値)
市原市の水道水のトリハロメタンの検査結果は?
市原市(三和配水池)の総トリハロメタンは最高0.042 mg/L(令和6年度)で、国の基準値(0.1 mg/L以下)を下回っています。同年度の最低値は0.016 mg/Lでした。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| 総トリハロメタン | 最高0.042 mg/L(最低0.016 mg/L) | 0.1 mg/L以下 |
総トリハロメタンの比較(グラフ)
(出典: 市原市上下水道部「水道事業年報」水質検査結果(最大値、最小値)、三和配水池・令和6年度年間最高値)
市原市の水道水はまずい?
検査結果では、市原市(三和配水池)の水道水の味・臭気に異常は見つかっていません。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| 味・臭気 | 令和6年度を通じて異常なし | いずれも異常でないこと |
(出典: 市原市上下水道部「水道事業年報」水質検査結果(最大値、最小値)、三和配水池・令和6年度年間最高値)
有機物(全有機炭素(TOC)の量)は最高0.7 mg/Lでした。カルキ臭が気になる方はこの値もあわせてご確認ください。
検査結果に異常がなくても味や臭いが気になる場合に考えられる原因を、別ページ「水道水がまずいと感じたら?考えられる原因」で整理しています。
市原市の水道水のその他の基準項目
その他の基準項目もすべて基準値内です。以下は令和6年度の値です。
pH値の実測値
最高7.5・最低7.4で、基準(5.8以上8.6以下)内です。
鉛及びその化合物の実測値
0.001 mg/L未満(定量下限未満)で、基準(0.01 mg/L以下)を大幅に下回っています。
ヒ素及びその化合物の実測値
0.001 mg/L未満(定量下限未満)で、基準(0.01 mg/L以下)を大幅に下回っています。
色度の実測値
1度未満で、基準(5度以下)を大幅に下回っています。
濁度の実測値
0.1度未満で、基準(2度以下)を大幅に下回っています。
(出典: 市原市上下水道部「水道事業年報」水質検査結果(最大値、最小値)、三和配水池・令和6年度年間最高値)
このページのデータの読み方と出典
本ページの数値の見方と、参照した情報源をまとめます。市原市内は市原市営水道・千葉県営水道・長生郡市広域市町村圏組合水道部の3事業体が給水しており、本ページは市原市営水道の三和配水池(三和地区)の値を掲載しています。市原市営水道の年報は各水系の最大値・最小値を1年分まとめて公表する形式のため、本ページも同じ形式(最大値・最小値)で掲載しています。PFOS・PFOAのみ、年報とは別建ての最新の月次資料(令和8年4月分)を掲載しています。



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