京都府亀岡市の水道水にPFAS(有機フッ素化合物)は含まれているのか、硬度・フッ素・トリハロメタンの検査結果はどうなっているのか。亀岡市上下水道部が公表している最新の検査結果と出典を、当サイト「全国水質カルテ」が独自の判断を加えずそのまままとめました。
- 情報源: 亀岡市上下水道部
- 対象期間: 令和8年5月12日採水
- 対象地点: 三宅浄水場水質計器室(浄水)
- 記事の最終更新: 2026年9月
亀岡市の水道水にPFAS(PFOS・PFOA)は含まれている?
亀岡市上下水道部の検査によると、三宅浄水場(水質計器室)のPFOS+PFOA合算値は不検出(定量下限値5 ng/L未満、令和8年5月分)であり、国の基準値(PFOS+PFOA合算50 ng/L以下)を下回っています。亀岡市は各浄水場の浄水地点で年4回(5月・8月・11月・2月頃)、原水地点で年1回(11月)PFOS及びPFOAを検査しています。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| PFOS+PFOA合算値(三宅浄水場) | 不検出(定量下限値5 ng/L未満) | 50 ng/L以下 |
(出典: 亀岡市上下水道部「令和8年5月度 水質検査結果表(毎月検査)」三宅浄水場水質計器室(浄水)、令和8年5月12日採水)
近畿地方(2府4県)53市町村のPFAS(PFOS・PFOA)実測値を一覧で比較できます。近畿地方のPFAS比較ページを見る
他地域のPFAS(PFOS・PFOA)実測値が気になる方は、全国のPFAS実測値を比較できるマップもあわせてご覧ください。
亀岡市の水道水の硬度はどれくらい?
亀岡市(三宅浄水場)の硬度は54.1 mg/Lで、国の基準値(300 mg/L以下)を大幅に下回っています。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| 硬度(カルシウム、マグネシウム等) | 54.1 mg/L | 300 mg/L以下 |
(出典: 亀岡市上下水道部「令和8年5月度 水質検査結果表(毎月検査)」三宅浄水場水質計器室(浄水)、令和8年5月12日採水)
亀岡市の水道水にフッ素は含まれている?
亀岡市(三宅浄水場)のフッ素及びその化合物は不検出(定量下限値0.08 mg/L未満)で、国の基準値(0.8 mg/L以下)を大幅に下回っています。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| フッ素及びその化合物 | 不検出(定量下限値0.08 mg/L未満) | 0.8 mg/L以下 |
(出典: 亀岡市上下水道部「令和8年5月度 水質検査結果表(毎月検査)」三宅浄水場水質計器室(浄水)、令和8年5月12日採水)
亀岡市の水道水のトリハロメタンの検査結果は?
亀岡市(三宅浄水場)の総トリハロメタンは不検出(定量下限値0.01 mg/L未満)で、国の基準値(0.1 mg/L以下)を大幅に下回っています。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| 総トリハロメタン | 不検出(定量下限値0.01 mg/L未満) | 0.1 mg/L以下 |
(出典: 亀岡市上下水道部「令和8年5月度 水質検査結果表(毎月検査)」三宅浄水場水質計器室(浄水)、令和8年5月12日採水)
亀岡市の水道水はまずい?
検査結果では、亀岡市(三宅浄水場)の水道水の味・臭気に異常は見つかっていません。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| 味・臭気 | 令和8年5月、異常なし | いずれも異常でないこと |
(出典: 亀岡市上下水道部「令和8年5月度 水質検査結果表(毎月検査)」三宅浄水場水質計器室(浄水)、令和8年5月12日採水)
塩化物イオンは10.7 mg/L(基準200 mg/L以下)、有機物(全有機炭素の量)は不検出(定量下限値0.3 mg/L未満、基準3 mg/L以下)でした。亀岡市は市内10地点で毎月水質検査を実施しており、三宅浄水場ではいずれの月も味・臭気に異常は確認されていません。
検査結果に異常がなくても味や臭いが気になる場合に考えられる原因を、別ページ「水道水がまずいと感じたら?考えられる原因」で整理しています。
亀岡市の水道水のその他の基準項目
その他の基準項目もすべて基準値内です。以下は令和8年5月12日・三宅浄水場水質計器室(浄水)の値です。
ヒ素及びその化合物の実測値
不検出(定量下限値0.001 mg/L未満)で、基準(0.01 mg/L以下)を大幅に下回っています。
pH値の実測値
6.60で、基準(5.8以上8.6以下)内です。
色度・濁度の実測値
色度は不検出(定量下限値1度未満、基準5度以下)、濁度は不検出(定量下限値0.1度未満、基準2度以下)で、いずれも基準値を大幅に下回っています。
(出典: 亀岡市上下水道部「令和8年5月度 水質検査結果表(毎月検査)」三宅浄水場水質計器室(浄水)、令和8年5月12日採水)
亀岡市の毎月検査では、上記の他に硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素(0.60 mg/L、基準10 mg/L以下)、シアン化物イオン及び塩化シアン(不検出)なども検査されています。一方、カドミウム・水銀・セレン・鉛・六価クロムなどの重金属類や揮発性有機化合物、ホウ素、界面活性剤、ジェオスミン・2-メチルイソボルネオールなどは、毎月ではなく年1回程度の頻度で検査されており、令和8年5月分の結果書には数値が記載されていません。空欄を未検査と断定し、値を補完・推定していません。
このページのデータの読み方と出典
本ページの数値の見方と、参照した情報源をまとめます。亀岡市は三宅浄水場系・千代川浄水場系・別院方面浄水場系の3系統、市内計10地点で毎月水質検査を実施しています。本ページでは、水源そのものである三宅浄水場(水質計器室、浄水)の令和8年5月12日分のデータを代表値として掲載しています。他の地点(篠町・下矢田町・保津町など、いずれも亀岡市内)の値は、本ページには掲載していません。亀岡市の毎月検査は水質基準52項目(PFOS及びPFOAを含む)のうち一般細菌・大腸菌・ヒ素・シアン・硝酸態窒素等・フッ素・PFOS及びPFOA・消毒副生成物(トリハロメタン関連)・塩化物イオン・硬度・蒸発残留物・有機物(TOC)・pH・味・臭気・色度・濁度を毎月検査し、それ以外の重金属類・揮発性有機化合物・界面活性剤・カビ臭物質などは年1回程度の頻度で検査しています。原典の水質基準表では、令和8年4月の基準改正によりPFOS及びPFOAが項目20に新設され、それ以降の項目番号が1つずつ繰り下がっています。当サイトの項目番号は改正前の51項目の並びに統一しているため、原典との対応関係は項目名で確認しています。



コメント