広島県三原市の水道水にPFAS(有機フッ素化合物)は含まれているのか、硬度・フッ素・トリハロメタンの検査結果はどうなっているのか。広島県水道広域連合企業団が公表している最新の検査結果と出典を、当サイト「全国水質カルテ」が独自の判断を加えずそのまままとめました。
- 情報源: 広島県水道広域連合企業団 三原事務所
- 対象期間: 令和8年7月(PFOS+PFOAのみ令和8年度第2四半期)
- 対象地点: 西野浄水場(浄水)
- 記事の最終更新: 2026年9月
三原市の水道水にPFAS(PFOS・PFOA)は含まれている?
広島県水道広域連合企業団の検査によると、西野浄水場(浄水)のPFOS+PFOA合算値は5 ng/L(令和8年度第2四半期、7~9月)であり、国の暫定管理目標値(PFOS+PFOA合算50 ng/L以下)を下回っています。三原市は令和5年度の検査で10 ng/L以上の濃度が検出された6水道事業の一つとして、年4回(四半期ごと)の検査を継続しています。令和7年度は西野浄水場で2・5・2・3 ng/Lと推移し、いずれも基準値を下回っています。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| PFOS+PFOA合算値(西野浄水場) | 5 ng/L | 50 ng/L以下 |
(出典: 広島県水道広域連合企業団「有機フッ素化合物(PFAS)の検査状況について」西野浄水場浄水、令和8年度第2四半期)
全国の主要都市のPFAS(PFOS・PFOA)実測値は、全国PFASマップで一覧・比較できます。
三原市の水道水の硬度はどれくらい?
三原市(西野浄水場)の硬度は21 mg/L(令和8年7月分)で、国の基準値(300 mg/L以下)を大幅に下回っています。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| 硬度(カルシウム、マグネシウム等) | 21 mg/L | 300 mg/L以下 |
硬度の比較(グラフ)
(出典: 広島県水道広域連合企業団 三原事務所「水質検査結果」西野浄水場(浄水)、令和8年7月分)
三原市の水道水にフッ素は含まれている?
三原市(西野浄水場)のフッ素及びその化合物は0.08 mg/L(令和8年7月分)で、国の基準値(0.8 mg/L以下)を大幅に下回っています。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| フッ素及びその化合物 | 0.08 mg/L | 0.8 mg/L以下 |
フッ素の比較(グラフ)
(出典: 広島県水道広域連合企業団 三原事務所「水質検査結果」西野浄水場(浄水)、令和8年7月分)
三原市の水道水のトリハロメタンの検査結果は?
三原市(西野浄水場)の総トリハロメタンは0.035 mg/L(令和8年7月分)で、国の基準値(0.1 mg/L以下)を大幅に下回っています。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| 総トリハロメタン | 0.035 mg/L | 0.1 mg/L以下 |
総トリハロメタンの比較(グラフ)
(出典: 広島県水道広域連合企業団 三原事務所「水質検査結果」西野浄水場(浄水)、令和8年7月分)
三原市の水道水はまずい?
検査結果では、三原市(西野浄水場)の水道水の味・臭気に異常は見つかっていません。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| 味・臭気 | 令和8年7月、異常なし | いずれも異常でないこと |
(出典: 広島県水道広域連合企業団 三原事務所「水質検査結果」西野浄水場(浄水)、令和8年7月分)
有機物(全有機炭素の量)は1.1 mg/Lでした。三原市は西野・宮浦・埜田・新久井・和木・新和木・登町・片山・中之町水源地の各浄水場系統に分けて毎月水質検査を実施しています。本ページでは沼田川を水源とする西野浄水場(浄水)の値を掲載しています。重金属・揮発性有機化合物・フッ素・ホウ素・蒸発残留物などの一部項目は月ごとに検査対象が入れ替わる方式のため、当該月に検査がなかった項目は「未検査」として扱っています(値を補完・推定していません)。
検査結果に異常がなくても味や臭いが気になる場合に考えられる原因を、別ページ「水道水がまずいと感じたら?考えられる原因」で整理しています。
三原市の水道水のその他の基準項目
その他の基準項目もすべて基準値内です。以下は令和8年7月分・西野浄水場の値です。カドミウム・水銀・セレン・鉛・ヒ素・六価クロム・シアン・ホウ素・四塩化炭素・揮発性有機化合物・亜鉛・銅・蒸発残留物・陰イオン界面活性剤・非イオン界面活性剤・フェノール類は当該月は検査対象外のため未検査です。
pH値の実測値
7.0で、基準(5.8以上8.6以下)内です。
塩素酸の実測値
0.08 mg/Lで、基準(0.6 mg/L以下)を大幅に下回っています。
色度の実測値
1度未満で、基準(5度以下)を大幅に下回っています。
濁度の実測値
0.1度未満で、基準(2度以下)を大幅に下回っています。
(出典: 広島県水道広域連合企業団 三原事務所「水質検査結果」西野浄水場(浄水)、令和8年7月分)
このページのデータの読み方と出典
本ページの数値の見方と、参照した情報源をまとめます。三原市は広島県水道広域連合企業団の三原事務所が管理しており、西野・宮浦・埜田・新久井・和木・新和木・登町・片山・中之町水源地の各浄水場系統ごとに毎月水質基準項目の検査を行っています。本ページでは沼田川を水源とする西野浄水場(浄水)の令和8年7月分のデータを掲載しています。原典の水質検査結果書ではPFOS及びPFOAが項目20(トリクロロエチレンとベンゼンの間)に組み込まれていますが、当該月は空欄(未検査)だったため、PFOS及びPFOAは別紙「有機フッ素化合物(PFAS)の検査状況について」の西野浄水場浄水・令和8年度第2四半期(7~9月)の値を掲載しています。三原市は令和5年度の検査で暫定管理目標値の20%(10 ng/L)以上の濃度が検出された経緯があり、現在は年4回(四半期ごと)の検査を継続しています。



コメント