福井県坂井市の水道水にPFAS(有機フッ素化合物)は含まれているのか。坂井市上下水道課が公表している最新の検査結果と出典を、当サイト「全国水質カルテ」が独自の判断を加えずそのまままとめました。
- 情報源: 坂井市上下水道課
- 対象期間: 令和8年8月(PFOS+PFOAのみ令和4~7年度)
- 対象地点: 御油田地区(浄水)
- 記事の最終更新: 2026年9月
坂井市の水道水にPFAS(PFOS・PFOA)は含まれている?
坂井市の検査によると、御油田地区の浄水ではPFOS及びPFOAは不検出(定量下限値5 ng/L未満)であり、国の基準値(PFOS+PFOA合算50 ng/L以下)を大幅に下回っています。坂井市は令和4年度から令和7年度まで、坂井町茂宜田・木部地区、丸岡町東二ツ屋・葉原地区、春江町井向地区、三国町東尋常地区の6地点で検査を継続しており、いずれの地点・年度でも不検出が続いています。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| PFOS+PFOA合算値(御油田地区) | 不検出(定量下限値5 ng/L未満) | 50 ng/L以下 |
(出典: 坂井市「PFOS・PFOAの検査結果」御油田地区、令和4~7年度)
全国の水道水PFASマップでは、他地域の実測値を都道府県ごとに比較できます。
坂井市の水道水はまずい?
検査結果では、坂井市(御油田地区)の水道水の味・臭気に異常は見つかっていません。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| 味・臭気 | 令和8年8月、異常なし | いずれも異常でないこと |
(出典: 坂井市「水質検査結果書」御油田地区(浄水)、令和8年8月3日採水)
塩化物イオンは8.3 mg/L(基準200 mg/L以下)、有機物(全有機炭素の量)は0.8 mg/L(基準3 mg/L以下)でした。坂井市の月次検査結果書は、一般細菌・大腸菌・塩化物イオン・有機物(TOC)・pH値・味・臭気・色度・濁度の9項目を毎月公表していますが、硬度・フッ素及びその化合物・総トリハロメタン・重金属類・揮発性有機化合物などの詳細項目は、当該月の結果書には値が記載されておらず(「—–」表記)、確認できませんでした。空欄を未検査と断定し、値を補完・推定していません。
坂井市の水道水のその他の基準項目
以下は令和8年8月3日・御油田地区(浄水)の値です。
一般細菌・大腸菌の実測値
一般細菌は0個/mL(基準100個/mL以下)、大腸菌は陰性(検出されないこと)でした。
pH値の実測値
7.2で、基準(5.8以上8.6以下)内です。
色度・濁度の実測値
色度0.5度未満(基準5度以下)、濁度0.1度未満(基準2度以下)で、いずれも基準値を大幅に下回っています。
(出典: 坂井市「水質検査結果書」御油田地区(浄水)、令和8年8月3日採水)
このページのデータの読み方と出典
本ページの数値の見方と、参照した情報源をまとめます。坂井市は丸岡・坂井・三国・春江の4地区に分けて毎月水質検査結果を公表しています。本ページでは坂井地区・御油田地区(浄水)の令和8年8月分のデータを掲載しています。坂井市の月次結果書では、水質基準52項目のうち一般細菌・大腸菌・塩化物イオン・有機物(TOC)・pH値・味・臭気・色度・濁度の9項目のみ毎月実測値が示され、それ以外の項目(重金属類・揮発性有機化合物・フッ素・ホウ素・硬度・トリハロメタン等、PFOS及びPFOAを含む)は「—–」と表記され、当該月には数値が示されていません(令和8年3・5・6・8月の複数月分で同一パターンを確認済み)。原典の52項目表ではPFOSが項目20(トリクロロエチレンとベンゼンの間)に組み込まれる構成になっていますが、当該月の結果書ではその欄も空欄でした。そのため、PFOS及びPFOAについては同一地点(御油田地区)を対象とした別紙「PFOS・PFOAの検査結果」(令和4~7年度、定量下限値5 ng/L)の不検出という結果を掲載しています。硬度・フッ素・総トリハロメタンなど、今回確認できなかった項目については、値を補完せず「本ページのデータについて」でその旨を明記しています。



コメント