大阪府羽曳野市の水道水にPFAS(有機フッ素化合物)は含まれているのか、硬度・フッ素・トリハロメタンの検査結果はどうなっているのか。羽曳野市水道局が公表している最新の検査結果と出典を、当サイト「全国水質カルテ」が独自の判断を加えずそのまままとめました。
- 情報源: 羽曳野市水道局工務課
- 対象期間: 令和7年度平均値
- 対象地点: 壺井配水池系モニタ(末端給水栓)、PFOSは壺井浄水場(浄水)
- 記事の最終更新: 2026年9月
羽曳野市の水道水にPFAS(PFOS・PFOA)は含まれている?
羽曳野市水道局の検査によると、壺井浄水場(浄水)のPFOS+PFOA合算値は17 ng/L(令和7年度平均値)であり、国の暫定目標値(PFOS+PFOA合算50 ng/L以下)を下回っています。羽曳野市は石川浄水場・壺井浄水場・大阪広域水道企業団からの受水(西浦受水場・伊賀受水場)を組み合わせて給水しており、いずれの水源でもPFOS+PFOAは16〜19 ng/Lの範囲で、基準値を下回っています。なお、PFOSの検査は浄水場・受水場の段階で行われており、末端給水栓(蛇口)での個別測定は実施されていません。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| PFOS+PFOA合算値(壺井浄水場・浄水) | 17 ng/L | 50 ng/L以下 |
(出典: 羽曳野市水道局「水質管理目標設定項目検査成績表」壺井浄水場(浄水)、令和7年度平均値)
近畿地方(2府4県)53市町村のPFAS(PFOS・PFOA)実測値を一覧で比較できます。近畿地方のPFAS比較ページを見る
全国の水道水PFASマップでは、他地域の実測値を都道府県ごとに比較できます。
羽曳野市の水道水の硬度はどれくらい?
羽曳野市(壺井配水池系モニタ)の硬度は90.9 mg/L(令和7年度平均値)で、国の基準値(300 mg/L以下)を下回っています。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| 硬度(カルシウム、マグネシウム等) | 90.9 mg/L | 300 mg/L以下 |
硬度の比較(グラフ)
(出典: 羽曳野市水道局「基準項目(51項目)検査成績表」壺井配水池系モニタ(末端給水栓)、令和7年度平均値)
羽曳野市の水道水にフッ素は含まれている?
羽曳野市の水源のフッ素及びその化合物は、石川浄水場浄水で0.16 mg/L、壺井浄水場浄水で0.15 mg/L(令和7年度平均値)であり、いずれも国の基準値(0.8 mg/L以下)を大幅に下回っています。壺井配水池系モニタ(末端給水栓)ではフッ素は毎回検査対象ではないため、上流の壺井浄水場の値を参考として掲載しています。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| フッ素及びその化合物(壺井浄水場・浄水) | 0.15 mg/L | 0.8 mg/L以下 |
(出典: 羽曳野市水道局「基準項目(51項目)検査成績表」壺井浄水場(浄水)、令和7年度平均値)
羽曳野市の水道水のトリハロメタンの検査結果は?
羽曳野市(壺井配水池系モニタ)の総トリハロメタンは0.02 mg/L(令和7年度平均値)で、国の基準値(0.1 mg/L以下)を下回っています。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| 総トリハロメタン | 0.02 mg/L | 0.1 mg/L以下 |
総トリハロメタンの比較(グラフ)
(出典: 羽曳野市水道局「基準項目(51項目)検査成績表」壺井配水池系モニタ(末端給水栓)、令和7年度平均値)
羽曳野市の水道水はまずい?
検査結果では、羽曳野市(壺井配水池系モニタ)の水道水の味・臭気に異常は見つかっていません。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| 味・臭気 | 令和7年度、異常なし | いずれも異常でないこと |
(出典: 羽曳野市水道局「基準項目(51項目)検査成績表」壺井配水池系モニタ(末端給水栓)、令和7年度平均値)
有機物(全有機炭素の量)は0.6 mg/Lでした。羽曳野市は石川浄水場・壺井浄水場と大阪広域水道企業団からの受水(西浦受水場・伊賀受水場)を組み合わせ、壺井配水池系・高区上部配水池系・高区下部配水池系・低区第1配水池系・低区第2配水池系の5つの配水系統モニタで末端給水栓の水質を監視しています。本ページでは壺井配水池系モニタの値を掲載しています。
検査結果に異常がなくても味や臭いが気になる場合に考えられる原因を、別ページ「水道水がまずいと感じたら?考えられる原因」で整理しています。
羽曳野市の水道水のその他の基準項目
その他の基準項目もすべて基準値内です。以下は令和7年度平均値・壺井配水池系モニタの値です。
pH値の実測値
7.3で、基準(5.8以上8.6以下)内です。
鉛及びその化合物の実測値
0.001 mg/L未満で、基準(0.01 mg/L以下)を大幅に下回っています。
色度の実測値
0.5度未満で、基準(5度以下)を大幅に下回っています。
濁度の実測値
0.1度未満で、基準(2度以下)を大幅に下回っています。
(出典: 羽曳野市水道局「基準項目(51項目)検査成績表」壺井配水池系モニタ(末端給水栓)、令和7年度平均値)
このページのデータの読み方と出典
本ページの数値の見方と、参照した情報源をまとめます。羽曳野市は石川浄水場・壺井浄水場と大阪広域水道企業団からの受水(西浦受水場・伊賀受水場)を組み合わせて給水しており、末端給水栓側では壺井配水池系・高区上部配水池系・高区下部配水池系・低区第1配水池系・低区第2配水池系の5系統モニタで監視しています。本ページでは壺井配水池系モニタの令和7年度平均値を掲載しています。ヒ素・水銀・フッ素など一部項目は末端給水栓では毎回検査されず、上流の浄水場でのみ年数回検査されているため、これらは「未検査」として扱い、値を補完していません。PFOS及びPFOAも同様に浄水場・受水場段階でのみ検査されており、本ページでは壺井浄水場(浄水)の値を参考掲載しています。



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