東大阪市の水道水にPFAS(有機フッ素化合物)は含まれているのか、硬度・フッ素・トリハロメタンの検査結果はどうなっているのか。東大阪市の水道水を管理する東大阪市上下水道局が公表している最新の検査結果と出典を、当サイト「全国水質カルテ」が独自の判断を加えずそのまままとめました。
- 情報源: 東大阪市上下水道局
- 水道水の水源: 市内へ届けられる水道水の98%以上は淀川を水源とし、大阪広域水道企業団又は大阪市水道局で浄水処理されたもの。残り約1%は市東部の生駒山の湧水を自己水源として使用
- 対象期間: 令和8年度2026年7月7日採水分(52項目の水質基準項目検査)
- 対象地点: 東大阪市中石切町二丁目(石切低区浄水場系統、採水地点:中石切第3公園)
- 記事の最終更新: 2026年9月
東大阪市の水道水にPFAS(PFOS・PFOA)は含まれている?
東大阪市上下水道局は令和8年度からPFOS及びPFOAを水質基準項目として検査しており、石切低区浄水場系統(中石切町二丁目)では令和8年7月7日の検査でPFOS+PFOA合算値が8 ng/Lであり、国の水質基準値(PFOS+PFOA合算50 ng/L)を大幅に下回っています。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| PFOS+PFOA合算値 | 8 ng/L | 50 ng/L以下 |
(出典: 東大阪市上下水道局「水質試験結果」石切低区浄水場系統(中石切第3公園採水)、令和8年度2026年7月7日採水分)
東大阪市は令和3年度より市内8地点(石切低区・石切高区の両浄水場、水走・上小阪・菱屋西・池島の各配水場、日下中区配水池、大阪市巽配水場)でPFOS・PFOAの調査を独自に実施しており、令和3年度から令和8年1月までの全期間で6〜15 ng/Lの範囲で推移し、基準値超過は確認されていません。
(出典: 東大阪市「東大阪市の水道水に含まれるPFAS(有機フッ素化合物)の検出状況について」表1 PFOS及びPFOA過去の検出結果)
近畿地方(2府4県)53市町村のPFAS(PFOS・PFOA)実測値を一覧で比較できます。近畿地方のPFAS比較ページを見る
全国の主要都市のPFAS(PFOS・PFOA)実測値は、全国PFASマップで一覧・比較できます。
東大阪市の水道水の硬度はどれくらい?
東大阪市(石切低区浄水場系統)の硬度は33.4 mg/L(令和8年度2026年7月7日採水分)で、国の基準値(300 mg/L以下)を大幅に下回る軟水です。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| 硬度(カルシウム、マグネシウム等) | 33.4 mg/L | 300 mg/L以下 |
硬度の比較(グラフ)
(出典: 東大阪市上下水道局「水質試験結果」石切低区浄水場系統(中石切第3公園採水)、令和8年度2026年7月7日採水分)
東大阪市の水道水にフッ素は含まれている?
東大阪市(石切低区浄水場系統)のフッ素及びその化合物は0.08 mg/L未満(定量下限未満)(令和8年度2026年7月7日採水分)で、国の基準値(0.8 mg/L以下)を大幅に下回っています。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| フッ素及びその化合物 | 0.08 mg/L未満 | 0.8 mg/L以下 |
フッ素の比較(グラフ)
(出典: 東大阪市上下水道局「水質試験結果」石切低区浄水場系統(中石切第3公園採水)、令和8年度2026年7月7日採水分)
東大阪市の水道水のトリハロメタンの検査結果は?
東大阪市(石切低区浄水場系統)の総トリハロメタンは0.015 mg/L(令和8年度2026年7月7日採水分)で、国の基準値(0.1 mg/L以下)を大幅に下回っています。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| 総トリハロメタン | 0.015 mg/L | 0.1 mg/L以下 |
総トリハロメタンの比較(グラフ)
(出典: 東大阪市上下水道局「水質試験結果」石切低区浄水場系統(中石切第3公園採水)、令和8年度2026年7月7日採水分)
東大阪市の水道水はまずい?
検査結果では、東大阪市(石切低区浄水場系統)の水道水の味・臭気に異常は見つかっていません。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| 味・臭気 | 2026年7月7日採水分で異常なし | いずれも異常でないこと |
(出典: 東大阪市上下水道局「水質試験結果」石切低区浄水場系統(中石切第3公園採水)、令和8年度2026年7月7日採水分)
有機物(全有機炭素(TOC)の量)は0.6 mg/Lでした。カルキ臭が気になる方はこの値もあわせてご確認ください。
検査結果に異常がなくても味や臭いが気になる場合に考えられる原因を、別ページ「水道水がまずいと感じたら?考えられる原因」で整理しています。
東大阪市の水道水のその他の基準項目
公表されている範囲の基準項目はすべて基準値内です。以下は2026年7月7日採水分の値です。
pH値の実測値
pH7.5で、基準(5.8以上8.6以下)内です。
鉛及びその化合物の実測値
0.001 mg/L未満(定量下限未満)で、基準(0.01 mg/L以下)を大幅に下回っています。
ヒ素及びその化合物の実測値
0.001 mg/L未満(定量下限未満)で、基準(0.01 mg/L以下)を大幅に下回っています。
色度の実測値
1度未満で、基準(5度以下)を大幅に下回っています。
濁度の実測値
0.1度未満で、基準(2度以下)を大幅に下回っています。
(出典: 東大阪市上下水道局「水質試験結果」石切低区浄水場系統(中石切第3公園採水)、令和8年度2026年7月7日採水分)
陰イオン界面活性剤・ジェオスミン・2-メチルイソボルネオール・非イオン界面活性剤・フェノール類の5項目は、東大阪市の検査頻度が「1回/3年」と定められているため、2026年7月7日時点の資料には実測値が記載されていませんでした。いずれも国の基準を超えたという公表情報はありませんが、当サイトが実測値を確認できた項目のみを掲載しており、未確認の項目は空欄のまま正直に記載しています。新しい資料が公表され次第、本ページを更新します。
このページのデータの読み方と出典
本ページの数値の見方と、参照した情報源をまとめます。東大阪市の水道水は東大阪市上下水道局が管理していますが、水源の98%以上は淀川で、大阪広域水道企業団または大阪市水道局が浄水処理したものを受水しています。本ページでは市内8採水地点のうち、市東部の中石切町二丁目(石切低区浄水場系統)の令和8年度2026年7月7日採水分の値を掲載しています。PFOS・PFOAは令和8年度から水質基準項目に統合された52項目の区分に基づく値です。



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