浜松市の水道水にPFAS(有機フッ素化合物)は含まれているのか、硬度・フッ素・トリハロメタンの検査結果はどうなっているのか。浜松市上下水道部が公表している最新の検査結果と出典を、当サイト「全国水質カルテ」が独自の判断を加えずそのまままとめました。
- 情報源: 浜松市上下水道部(PFAS・水質基準項目)
- 対象期間: PFAS=令和7年度(市内全73地点)、水質基準項目=令和7年度(2025年4月~2026年3月の月次検査の平均値)
- 対象地点: 法枝(中央区、大原浄水場系統) — 市内最大の項目試験地点
- 記事の最終更新: 2026年9月
浜松市の水道水にPFAS(PFOS・PFOA)は含まれている?
浜松市上下水道部は、中央区・浜名区・天竜区の市内全域73地点でPFOS・PFOAの合算値を検査して公表しています(令和7年7月~10月に採水)。73地点すべてで定量下限である5 ng/L未満であり、国の暫定目標値(PFOS+PFOA合算50 ng/L)を大幅に下回っています。
区別の地点内訳(水道水)
73地点は中央区9地点・浜名区20地点・天竜区44地点に分布しており、いずれの区も全地点が5 ng/L未満です。地点ごとの詳細(採水場所・水源・採水日)は下記の原典PDFですべて確認できます。
| 区 | 地点数 | 結果 |
|---|---|---|
| 中央区 | 9地点 | 全地点5 ng/L未満 |
| 浜名区 | 20地点 | 全地点5 ng/L未満 |
| 天竜区 | 44地点 | 全地点5 ng/L未満 |
(出典: 浜松市上下水道部「令和7年度 水道水のPFOS及びPFOA水質検査結果一覧」、全73地点、採水日: 2025年7月~10月)
全国の水道水PFASマップでは、他地域の実測値を都道府県ごとに比較できます。
浜松市の水道水の硬度はどれくらい?
浜松市の水道水(法枝、大原浄水場系統)の硬度は、令和7年度の月次検査平均で46 mg/L(最大 54 mg/L・最小 40 mg/L)で、国の基準値(300 mg/L以下)を大幅に下回る軟水です。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| 硬度(平均・最大・最小) | 46 mg/L(最大 54・最小 40) | 300 mg/L以下 |
硬度の比較(グラフ)
(出典: 浜松市上下水道部「令和7年度 水質基準項目の検査結果」、地点: 法枝(大原浄水場系統)、対象期間: 令和7年度)
浜松市の水道水にフッ素は含まれている?
浜松市の水道水のフッ素及びその化合物は、令和7年度の月次検査で常に0.08 mg/L未満(定量下限未満)で、国の基準値(0.8 mg/L以下)を大幅に下回っています。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| フッ素及びその化合物 | 0.08 mg/L未満 | 0.8 mg/L以下 |
フッ素の比較(グラフ)
(出典: 浜松市上下水道部「令和7年度 水質基準項目の検査結果」、地点: 法枝(大原浄水場系統)、対象期間: 令和7年度)
浜松市の水道水のトリハロメタンの検査結果は?
浜松市の水道水の総トリハロメタンは、令和7年度の月次検査平均で0.01 mg/L(最大 0.02 mg/L)で、国の基準値(0.1 mg/L以下)を大幅に下回っています。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| 総トリハロメタン(平均・最大) | 0.01 mg/L(最大 0.02) | 0.1 mg/L以下 |
総トリハロメタンの比較(グラフ)
(出典: 浜松市上下水道部「令和7年度 水質基準項目の検査結果」、地点: 法枝(大原浄水場系統)、対象期間: 令和7年度)
浜松市の水道水はまずい?
検査結果では、浜松市の水道水(法枝、大原浄水場系統)の味・臭気に異常は見つかっていません。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| 味・臭気 | 令和7年度を通じて常に異常なし | いずれも異常でないこと |
(出典: 浜松市上下水道部「令和7年度 水質基準項目の検査結果」)
カルキ臭が気になる方は、残留塩素の実測値(平均 0.34 mg/L、最大 0.39 mg/L)もあわせてご確認ください。
検査結果に異常がなくても味や臭いが気になる場合に考えられる原因を、別ページ「水道水がまずいと感じたら?考えられる原因」で整理しています。
浜松市の水道水のその他の基準項目
その他の基準項目もすべて基準値内です。以下は令和7年度の代表的な項目の実測値(平均値)です。
pH値の実測値
平均pH7.4(最大7.5・最小7.3)で、基準(5.8以上8.6以下)内です。
鉛及びその化合物の実測値
常に0.001 mg/L未満(定量下限未満)で、基準(0.01 mg/L以下)を大幅に下回っています。
ヒ素及びその化合物の実測値
常に0.001 mg/L未満(定量下限未満)で、基準(0.01 mg/L以下)を大幅に下回っています。
色度の実測値
常に0.5度未満で、基準(5度以下)を大幅に下回っています。
濁度の実測値
常に0.1度未満で、基準(2度以下)を大幅に下回っています。
(出典: 浜松市上下水道部「令和7年度 水質基準項目の検査結果」、地点: 法枝(大原浄水場系統)、対象期間: 令和7年度)
このページのデータの読み方と出典
本ページの数値の見方と、参照した情報源をまとめます。水質基準項目(硬度・フッ素・トリハロメタン等)は、市内最大の給水人口を抱える大原浄水場系統の代表地点(法枝)の値です。PFASは別調査で市内全73地点すべてが対象です。
出典一覧
- 浜松市上下水道部「水道水の有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)について」
- 浜松市上下水道部「令和7年度 水道水のPFOS及びPFOA水質検査結果一覧」(全73地点)
- 浜松市上下水道部「水質検査結果」
- 浜松市上下水道部「令和7年度 水質基準項目の検査結果」(法枝・大原浄水場系統)



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