兵庫県芦屋市の水道水にPFAS(有機フッ素化合物)は含まれているのか、硬度・トリハロメタンの検査結果はどうなっているのか。芦屋市上下水道部が公表している最新の検査結果と出典を、当サイト「全国水質カルテ」が独自の判断を加えずそのまままとめました。
- 情報源: 芦屋市上下水道部水道工務課
- 対象期間: 令和8年8月18日採水
- 対象地点: 第3工区配水池(奥池浄水場系・給水栓水)
- 記事の最終更新: 2026年9月
芦屋市の水道水にPFAS(PFOS・PFOA)は含まれている?
芦屋市上下水道部の検査によると、第3工区配水池のPFOS+PFOA合算値は9 ng/L(令和8年8月採水)であり、国の基準値(PFOS+PFOA合算50 ng/L以下)を大幅に下回っています。芦屋市は令和2年度以降、年4回この項目を継続測定しており、市内の三条北緑地(奥山浄水場系)7 ng/L、南芦屋浜下水処理場(阪神水道企業団系)7 ng/Lも同時期の検査ですべて基準値を下回っています。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| PFOS+PFOA合算値(給水栓水) | 9 ng/L | 50 ng/L以下 |
(出典: 芦屋市上下水道部「令和8年8月水質検査結果」給水栓水-第3工区配水池(奥池浄水場系)、令和8年8月18日採水)
近畿地方(2府4県)53市町村のPFAS(PFOS・PFOA)実測値を一覧で比較できます。近畿地方のPFAS比較ページを見る
他地域のPFAS(PFOS・PFOA)実測値が気になる方は、全国のPFAS実測値を比較できるマップもあわせてご覧ください。
芦屋市の水道水の硬度はどれくらい?
芦屋市(第3工区配水池)の硬度は21.7 mg/L(令和8年8月採水)で、国の基準値(300 mg/L以下)を大幅に下回っています。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| 硬度(カルシウム、マグネシウム等) | 21.7 mg/L | 300 mg/L以下 |
硬度の比較(グラフ)
(出典: 芦屋市上下水道部「令和8年8月水質検査結果」給水栓水-第3工区配水池(奥池浄水場系)、令和8年8月18日採水)
芦屋市の水道水のトリハロメタンの検査結果は?
芦屋市(第3工区配水池)の総トリハロメタンは0.033 mg/L(令和8年8月採水)で、国の基準値(0.1 mg/L以下)を大幅に下回っています。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| 総トリハロメタン | 0.033 mg/L | 0.1 mg/L以下 |
総トリハロメタンの比較(グラフ)
(出典: 芦屋市上下水道部「令和8年8月水質検査結果」給水栓水-第3工区配水池(奥池浄水場系)、令和8年8月18日採水)
芦屋市の水道水はまずい?
検査結果では、芦屋市(第3工区配水池)の水道水の味・臭気に異常は見つかっていません。
| 検査項目 | 実測値 | 基準値 |
|---|---|---|
| 味・臭気 | 令和8年8月採水、異常なし | いずれも異常でないこと |
(出典: 芦屋市上下水道部「令和8年8月水質検査結果」給水栓水-第3工区配水池(奥池浄水場系)、令和8年8月18日採水)
有機物(全有機炭素の量)は1.0 mg/Lでした。芦屋市の水道水は市内を流れる芦屋川の水と、市全体の需要量の約9割を占める阪神水道企業団からの受水(淀川水系を高度浄水処理したもの)を組み合わせて供給されており、市内20地点(原水2・浄水18)で毎月検査を実施しています。本ページでは第3工区配水池(奥池浄水場系)の値を掲載しています。
検査結果に異常がなくても味や臭いが気になる場合に考えられる原因を、別ページ「水道水がまずいと感じたら?考えられる原因」で整理しています。
芦屋市の水道水のその他の基準項目
検査結果のある基準項目もすべて基準値内です。以下は令和8年8月採水・第3工区配水池の値です。
pH値の実測値
7.4で、基準(5.8以上8.6以下)内です。
シアン化物イオン及び塩化シアンの実測値
0.001 mg/L未満で、基準(0.01 mg/L以下)を大幅に下回っています。
色度の実測値
0.5度未満で、基準(5度以下)を大幅に下回っています。
濁度の実測値
0.1度未満で、基準(2度以下)を大幅に下回っています。
(出典: 芦屋市上下水道部「令和8年8月水質検査結果」給水栓水-第3工区配水池(奥池浄水場系)、令和8年8月18日採水)
このページのデータの読み方と出典
本ページの数値の見方と、参照した情報源をまとめます。芦屋市の月次検査結果表は、一般細菌・大腸菌・硝酸態窒素・消毒副生成物(トリハロメタン系)・塩化物イオン・硬度・pH・色度・濁度などの基本項目とPFOS+PFOAを中心に構成されており、カドミウム・水銀・セレン・鉛・ヒ素・六価クロム・フッ素・ホウ素などの詳細項目は令和8年8月分の検査結果表には記載がありませんでした(年間を通じてより低い頻度で検査される項目のため)。これらの項目は本ページでは未検査として扱っています。PFOS及びPFOAは原典の検査結果表内でトリクロロエチレンの直後に記載されており、51項目の基準項目と同一の検査結果表・同一日のデータです。



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